季節の変化でも変わってしまう腕の太さ。
変わるたびにお店に持って行ってバンド調整をやってもらうのはめんどくさいですよね!
お店によってはお金も取られますし・・・。

工具があればよほど不器用でなければ簡単にできるので試してみて下さい。
そこで今回は2パターンのバンド調整のやり方を写真付きで紹介していこうと思います。
ロレックス(エクスプローラー1)のバンド調整方法
ロレックスのエクスプローラー1は2種類のバンド調整の方法があります。
まずは不器用なあなたでも出来る簡単な方を紹介します。

バックルバネ棒タイプ

バックルの裏側を見るとこんな感じになっています。
小さな穴がいくつか空いていますね。
それがバネ棒を引っ掛ける穴です。

左側のバンドの付け根に【バネ棒】が入っているのでバネ棒外しでバネを縮める。
※バネ棒の両端が見えるようにバンドがU字にくり抜かれていますね。そこからバネ棒外しを入れて下さい。

バネを縮めながらバンドを左右から引っ張るとバックルとバンドが外れます。
コツははじめからバンドを外側に引っ張りながらバネ棒のバネを縮めると簡単に外せます。

バックルには穴が3つありますので3段階調整する事が出来ます。

この調整方法は微調整しか出来ません。
もう少し調整が必要な方は次に説明するもう一つの方法で調整して下さい。
コマ調整
コマ調整とはお店で時計を買った時にやってくれるバンドの部品(コマ)を外す調整方法です。
バネ棒のやり方より時間はかかりますが、こちらの方が作業的には簡単です。


エクスプローラー1(エクワン)のバンドを横から見るとネジ穴が見えます。
このネジを外すことでバンドのサイズ調整を行います。

コーナンなどの工具屋さんにもドライバーは売っていますが、サイズが微妙に合わなかったりするので出来ればROLEX ブレスレット専用 ドライバーを購入すると安心して作業が出来ます。
ネジ回しをネジ山に差し込み反時計回りに回します。

回し終わったら少しだけネジの頭がでてきます。
その頭を指でつかんで棒を引き抜いて下さい。
引き抜いたらバンドが外れます。

2箇所ネジを外すとその間のコマが外れますので、自分の腕のサイズに調整して下さい。

外したコマはこんな感じですw
コマ外しの注意ポイント
コマ外しをする時は一つだけ注意ポイントがあります。
それは外すコマの場所です。

どうやって判断したらいいか知ってますか?
分からないあなたのために説明させてもらいますね!

こんな感じで時計本体を持って下さい。

理想は時計とバックルが平行になっているのが一番バランスがいいのですが、
もう一つコマを外さないといけないとしたらどこを外すと思いますか!?
答えは6時側の方のコマです。
その理由ですが、腕に時計をつける時にバックルを閉めますよね。
閉める時6時側のバンドが長く、12時側のバンドが短かったらどうですか?
想像してみて下さい。
付けにくくないですか?
付けた後もバランスが悪くバックルの位置に違和感を感じてしまうはず。
基本は平行、無理なら6時側が短いと覚えておいて下さい。
この作業が出来るようになれば自分でこんなバンドにも交換出来るようになります。
バンドを交換するだけで気分がだいぶ変わりますのでメタルバンドに飽きた時にでもどうぞ!
最後に
今回バンド調整で使用したアイテムを紹介して終わりたいと思います。
自分でバネ棒のバンド調整をするなら絶対に必須なのがこのBAMBIのバネ棒はずし。
理由は「Y字の先っちょのバネ棒を引っ掛けるところ」
他のメーカーのものより細くて固めなんです。

エクスプローラー1のバネ棒を外す時にこの細さがピッタリなんです。
これ以上太いサイズだったら穴にはいりません。
ロレックスのエクスプローラー1で使用したいならこのバネ棒外しがオススメです。
こちらは出来ればあった方がいいです。
値段は少し高いですが僕は購入しました。
理由はサイズがぴったりで「ネジをなめたり」「スベらない」ため。
ロレックスレベルのバンドは一つのパーツだけで数万円するんです。
安いドライバーで傷をつけたりネジをなめると修理が必要になります。
そんな心配をしながら作業をすることを考えると専用ドライバーで作業する方を選びました。
ロレックス専用ドライバーだけあってサイズがピッタリです。
ロレックスのネジ山に合わせて作られているのでガッチリとホールドしてネジ舐めしません。

出来れば専用ドライバーを一つ持っていると安心感が違います。

ちなみにサイズが違う2本入りです。